たまたまモンスター in 多摩市

多摩市市制50周年事業・ほころびオーケストラ第1弾。

多摩市の子どもたち、多摩市の児童館、そして遊びハンターの3人で、まちの中の遊びを発明。
夏の3日間を楽しむ野外劇場ワークショップ。【2022年夏の開催は終了しました】

現在のまちから、未来のまちへ。光る門をくぐって、もうちょっと素敵まちへ。

『たまたまモンスター』は「多摩市市制施行50周年記念事業・多摩市を遊ぶ」として多摩市児童青少年課/児童館と3人のアーティスト/遊びハンターがタッグを組んで実施しました。多摩市の面積はとても広大ではありませんが、子どもたちの足では自分の生活している地区の他の児童館にいくことはありません。だからこそ、10ある児童館同士のつながりがあることがとても印象的です。まるで大きなファミリー。

3日間、児童館に集まった子どもたちは、ゲームをしながら今の多摩市にある好きなもの・今の多摩市にはないけれどもあったらいいものを集めたり、町の中を目隠しで散歩して町で妖怪の出てきそうな場所を嗅いだりしました。子どもたちがつくった「たまたまモンスター」の歌詞に歌と踊りになり、子どもたちが化けるモンスターを工作し、「もうちょっと素敵なまち」につながる"門"を作りました。

最終日には、聖蹟桜ヶ丘の駅前・小野神社・多摩川河川敷の一ノ宮公園で子どもたちひとりひとりのソロのパフォーマンス、阿部市長も招いての「門出の戯(カドデノギ)」、門の出現を寿ぐ歌と踊りのパフォーマンスを行いました。見に来てくれたお客さんたちと一緒に門を囲んで歌い踊る「たまたまモンスター」。新しいお祭りの誕生です。市制50年の節目から、100年続くお祭りになったらいいな。


公園に“にゅっ”と門が出た!!

野外劇場は舞台と客席をつくることではなく、日常と非日常を行き来するための「門」だけがあれば成立するのでは? という野外劇場への思考を頼りに、まち中に「門」を出現させるささやかなスペクタクル。遊びハンターの3人が演劇/劇場の手法をふんだんに使いながらデザインした3日間のワークショップです。


ほころびオーケストラ

川口智子(演出家)、埜本幸良(俳優)、鄭慶一(プロデューサー)の3人が、まちなかにほころぶ実演集団。「たまたまモンスター in 多摩市」実施により、2022年8月結成。演劇/劇場の手法を使いながら、仕掛人たちと共にまち/劇場を遊び・越境し・ほころぶワークショップやパフォーマンスを企画・実施します。

ーー開催概要ーー

2022年7月29日(金)~31日(日)

参加者:多摩市在住の小学生9 名

開催地: ワークショップ会場/ 東寺方児童館 

    パフォーマンス実施会場 / 聖蹟桜ヶ丘駅、小野神社、一宮公園

あそびハンター:川口智子(演出家)、埜本幸良(俳優)、鄭慶一(制作)/ほころびオーケストラ

あそびフレンズ:三好博之(豊ヶ丘児童館)、上田拓未(一ノ宮児童館)、馬場崎紗摘(東寺方児童館)、植松翔子(諏訪児童館)

宣伝美術:形山佳之 写真:八木咲 映像:井上寛太 制作補助:田中雄大

企画制作:合同会社絶対的 主催:多摩市児童青少年課

かるたは3日間のたくさんの遊びの記録です。実際に切って遊んだり、足りてない文字の遊びをつくって足したり、もちろんボーッと眺めてもらっても。

0コメント

  • 1000 / 1000