小さな劇場『海のツブ』(四日市市上演)、そして宇宙へ!

2023年5月にくにたち市民芸術小ホールで初演した小さな劇場・少年の旅三部作の2『海のツブ』を四日市市で上演してきました!

小さな劇場は『太陽のタネ』が2022年から小学校・特別支援学校に旅していますが、同シリーズ2023年初演の『海のツブ』のとっては今回は最初の旅! 大冒険! ということで、行ってまいりました。四日市市三浜文化会館。そう、昨年ミュージカル『回転木馬』のお稽古で毎日過ごした三浜文化会館です。

夏のWSをやった「創作スペース」という場所を今回はかわいい劇場に仕立てました。上演中のお写真、また入手したら掲載しますが、照明の横原さんのつくってくれた電球チカチカ(イカ釣り仕様)の海空間がとてもかわいい。小さなお客さんたちも大きなお客さんたちも和やかに集中してくださる上演でした。くにたちでつくってもらった「客席ベンチ」もそのまま持ち込んで、こういう小さな劇場がたくさん全国を回れるといいなぁと思います。

初演からお久しぶりの熊谷さん。

再演というのは不思議なもので、演者さんたちがどうこの期間を過ごしてきたのかが分かってしまう、その作品のことだけではなく、いろんなことが澱のように積み重なる、その感覚が面白いのです。半年以上前のくにたちの上演から、とてもフレッシュにそして洗練された作品になっていて、あれ私も作り手なんだけどこれどうやってつくったんだっけ?と思うくらいで、この作品を熊谷さんと共に作れたことを本当に嬉しく思います。

「ユーよっかいち」さんがとても素敵な観劇レポートを書いてくださいましたので、是非ご覧ください。写真をクリック!

太陽くんの可愛い美術は『海のツブ』で堪能したあとさらに『回転木馬』の美術と衣裳、そして舞台写真も展示されている「造形美 ノベルティとオブジェ」でもご覧いただけます。

いろんな思いのつまった『回転木馬』の美術たちとも再会し、なんだかこれでやっと昨年の四日市の旅が終わったように思いました。

さて、今年は「小さな劇場・少年の旅三部作の3『宇宙のヒト』」を制作します。

『太陽のタネ』は新野将之さん(打楽器奏者)と、『海のツブ』は熊谷拓明さん(ダンス劇作家)と、とくれば、もちろん『宇宙のヒト』は ”演劇” です。構想からずいぶんと時間があって、それでも宇宙のことはまだまだわからず、本や映画や漫画やアニメやJAXA訪問や、いろんなことをしながら日々脳内で制作を進めています。詳細は春になったら発表できるかな? お楽しみに!!!

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