WHAT'S ON!!

今やってるよ、もうすぐやるよ、募集中など!

詳細情報は各画像をクリックしてね。

【小田原三の丸ホール主催『劇場留学~モモと時間の旅』出演者公募が始まりました! 応募締切 8月6日(火)応募書類必着】

2025年3月に小田原の公共劇場三の丸ホールで上演するミヒャエル・エンデの『モモ』の出演者公募がスタートしました! すでに舞台美術の打ち合わせも始まっています。台本の構成もそろちそろりと始まっています。それでも、出演者のみなさんが集まらないと始まらない! 小学生以上で何歳まででも、小田原に住んでいてもいなくても、みんなでお芝居をつくってみたいと思っていれば誰でも応募ができます。要綱に稽古のスケジュールも記載されていますので、是非みてみてください。ご応募、お待ちしております!

むかしむかしの町には、王さまの宮殿、ひろびろとした大通りとせまい裏通り、寺院、市場、広場、そして大きな劇場がありました。長い時間が流れて町の景色は変わり、人々の生活も変わり、そして劇場も廃墟になりました。その廃墟に、ひとりの女の子が住んでいるらしい――名前はモモ。
物語はこんな風に始まります。廃墟の劇場でモモと一緒に遊ぶ子どもたち、モモと仲良しの町の人たち、どこからか現れて時間を盗んでいく「灰色の男たち」!この物語を小田原の子どもたち、大人たちと一緒に劇場で上演するワクワクな冒険が今回の「劇場留学~『モモ』と時間の旅~」です。町をつくるように劇をつくります。町にいらない人がいないように、劇場はみなさんの場所でありたいと思います。お芝居なんてやったことない……という不安があっても大丈夫。お芝居は英語ではplay=遊びなんです。遊んだことのない人は……いないですね? いろんな人と劇場で出会って、アイディアを交換したり、大きな壁にびっくりしたり、たまにぼーっとしたりしながら、劇場に集まった人で一緒に物語(今回はミヒャエル・エンデの『モモ』!)を紡ぎましょう。応募の一歩はちょっと勇気がいるところ。お待ちしています! (要綱より川口智子のコメント転載)

小田原三の丸ホール公式サイトはこちらから(7月3日掲載)

【「上演のタネをまく」season1 上演です! 7月20日・21日】

PARAの演劇コースの講師を始めた3月。1期生といろんな話をしていくうちに、実際に手を動かして”上演”をつくる時間が必要!と思い、加藤仲葉さん、中條玲さん、旦妃奈乃さんと共に立ち上げたのがクラス『上演のタネをまく』です。

集まった人で3人以上のグループをつくり、15分の「上演」をつくるというシンプルなルールだけがあり、5月20日から3回にわたっての自己紹介・プレゼンテーション・マッチングを経て、現在クラス生たちがPARAでクリエイション中。

今週、中間発表を拝見しに行きますが、どんな「上演」が出て来るのか、本当に楽しみだし、このクラスめちゃくちゃヒリヒリします。ファシリテーションしている私もとてもヒリヒリします。上演日のゲストにはヌトミックの額田大志さんと贅沢貧乏の山田由梨さんをお呼びしました。お二人とお話させていただくのもとても楽しみです! 両日ともトークの司会をいたしますので、是非、PARAで上演のタネを見届けてください。

予約は6月30日から、ウェブで受け付けています→公式・予約サイトはこちら(6月30日掲載)

【おでかけアリオスで影絵をつかった演劇WSを制作・実施してきました、9月にまた行くよ!】

WHAT'S ONと言いながら後追い掲載なんだけれども、9月に再訪するのでOKとして! 福島県いわき市の公共劇場「いわきアリオス」が長年続けている「おでかけアリオス」の演劇プログラムを依頼いただき、俳優の埜本幸良さんと大道芸人のせせらぎさんとともに小学校でのWSを実施してきました。

『太陽のタネ』でも学校をまわるWSを実施していますが、今回は45分×2コマの90分設定で、「タネ」のWSの先を目指したい(「タネ」は本編の小さな音楽劇の前段ということもあり、WSの位置づけも違うし)と思い、テーマを”影絵”に選びました。私たち3人の誰も「影絵」の専門家ではない。けれども、子どもたちと一緒に想像力を交換して遊ぶには何か物を通して&自分がやっていることを見ることがきる影絵なら!という目論見です。

WSの冒頭に子どもたちに見てもらう影絵の小作品を3人で5日間いわきでの滞在制作で作り、いろいろと悩みながら手を動かしながら、WSを設計。今回も、WSの設計って本当に時間がかかるし(かけなければいけないし)、最後には自分が何を大事にするかが本当に出て来るなと思います。子どもたちとのWSも実際にやって、演技、物語、仕掛けみたいなそれぞれのことをもっとカオスに結局私は「劇場」ということを子どもたちと遊びたいのだな、と。これは「タネ」も「劇場留学」も通底しているテーマで、今回の「おでかけアリオス」でもそのことが浮かびあがったのは収穫。

と、半分報告になってしまいましたが、9月にもまたいわきにお邪魔します! 

※学校でのワークショップ実施のため、一般参加はありません

(6月30日掲載)


【ほころびオーケストラ『恋するロボット』が青森の街に登場!】

7月13日・14日にキックオフする「まちなかキャンプin青森~ほころびオーケストラと劇場をつくる1週間」のプレイベントとして、ほころびオーケストラ代表作『恋するロボット』が青森市内に登場します。会場となるのは「パサージュ広場」。11月に青森の街歩きしたときにとても好き!と思った場所です。

6月28日(金)19時ころ~/6月29日(土)16時ころ~ 青森バージョンでお届けします。ロボに会いに来てね! 公式サイトはこちら (6月28日掲載)

【上智大学ヨーロッパ研究所主催ワークショップ&レクチャー「多和田葉子の戯曲のことば」をやります! レクチャー日:7月1日(月) 自由参加・事前登録なし】

多和田葉子さんのラジオドラマ『オルフォイスあるいはイザナギ』の日本語訳者・小松原由理さんとの協働で、上智大学ヨーロッパ研究所でワークショップ&レクチャーを実施いたします。これまで『夜ヒカル鶴の仮面』、くにたちオペラ『あの町は今日もお祭り』など、多和田さん作品の上演でご一緒してきた俳優の山田宗一郎さんをお迎えして、多和田さんの遊びにあふれた戯曲をちょっとだけほどきながら、ラジオドラマ、言葉と音とイメージの遊びに挑戦してみたいと思います。大学のイベントですが、一般の参加OK、事前の登録も不要ということなので、お気軽にご参加ください! (6月18日掲載)

【小田原三の丸ホールでつくる『モモ』出演者募集に向けておためしワークショップをやります! WS日:7月11日(木) 締切:7月7日(日) 無料】

昨年の「劇場留学~お芝居をつくる7日間」に続き、2024年度は「劇場留学~『モモ』と時間の旅~」と題して、ミヒャエル・エンデの『モモ』を公募出演者のみなさんと一緒に上演しますよ! 念願の『モモ』! 8月のオーディションの先駆けて、どんな人たちとつくるのかを体験してもらうためのおためしワークショップを開催です。バディは昨年、四日市ミュージカル『回転木馬』の振付家・木原浩太さん。またこの智子・浩太のハイテンション(?)コンビが実現できて(しかも、このスパンで)とても嬉しいです。場所は小田原三の丸ホールです。これから小田原に通う日々がはじまるぞ~。是非ご参加をご検討ください!

(6月6日掲載)

【まちなかキャンプ in 青森~ほころびオーケストラと劇場をつくる1週間~開催決定! 参加者募集期間:6月1日~6月30日 →7月10日まで延長中! 実施期間:7月13日~14日+8月19日~25日 参加費無料!】

まちなかに劇場/演劇をつくって遊ぶ「ほころびオーケストラ」が青森の街で学生さんたち(高校生・大学生・大学院生とそのあたりの年齢の方々)と一緒にキャンプしますよ。街中のリサーチして、いろいろ考えて、手動かしながらつくって、最後は街中で「上演」します。その全部をひと夏にギュギュギュと詰めてみました!

「ほころびオーケストラ」と街で、アートで、遊びたい(ほころびたい!)人大募集です。しかも、なんと参加費は無料です・・・! たくさんのご応募お待ちしています!

今回、ほころびオーケストラの埜本幸良、川口智子に加えて、制作者の加藤仲葉さんに仲間に加わっていただきました。作品の中身をつくるだけじゃなくて、街とアートの間の企画をどうつくったり、どう広報したりするかも一緒に考えます。他にも豪華なゲスト講師の方々をお招きしています。

参加を検討してくださる方のために事前説明会(6月16日(日)オンライン)を実施します。そのほか盛りだくさんの詳細は青森中央学院大学のホームページをご覧ください。青森方面のお知り合いがいらっしゃる方は、是非、情報を広めていただけますと嬉しいです。

そして、8月25日(日)キャンプ最終日には青森市内でほころびオーケストラとキャンプメンバーでつくった上演を予定していますので、今から夏休みの旅のご予定に「青森」をご計画ください! 私は、少しずつ青森のことを読んでリサーチしていますが、すでにとっても楽しみ~。ほころびオーケストラにとっても新作?!とワクワクしています! (5月29日掲載)


【国立新書第4号「小さな創造 -芸小ホールと市民が育む文化芸術-」が出版されました】

「多和田葉子・複数の私」『動物たちのバベル』(2018年)、くにたちオペラ『あの町は今日もお祭り』(2022年)、『夜ヒカル鶴の仮面』(2023年)や「小さな劇場」三部作、『太陽のタネ』(2020年)『海のツブ』(2023年)『宇宙のヒト』(今秋初演!)や、初代「大人の読み聞かせ」『「エンデの遺言」を読む』(2022年)など、いろんな協働を続けてきたくにたち市民芸術小ホールのこれまでの活動をまとめる書籍が発売になりました。

出版にあたり「国立における文化芸術の現在地」座談会に参加しています。松井憲太郎さん、中所宜夫さん、砂連尾理さんとご一緒させていただいています

後半は、くにたちオペラ『あの町は今日もお祭り』特集! くにたちオペラの成り立ち、作曲家・平野一郎さんの貴重なインタビュー、そして多和田葉子さんがくにたちのために書き下ろしてくださった台本(2019年に!)が全編収録されています。

他にも盛りだくさんのこの本、なんと660円(税込)なんです。なんということでしょう。

ただし、販売場所が限られていますので、是非、くにたちにお散歩に行きつつ入手してください!ネットでも売っています・・・!) (5月29日掲載)

【神保町PARA・演劇コースの主任講師になりました】
【神保町PARA・演劇コース2期を募集しています:申込締切2024年6月30日】

神保町、民間の企画劇場、PARAの演劇コースの主任講師になりました。俳優の稲継美保さん、制作の加藤仲葉さん、そして矢野昌幸さん、旦妃奈乃さん、堀切梨奈子さん、中條玲さんがスタッフとして一緒に、この7人ですごく”コレクティブ”なチームとしてこれから「演劇コース」をつくっていきます。このメンバー・・・本当にエキサイティングじゃないですか?

詳細は是非PARAのウェブサイトをご覧いただきたいですが、これでもか!というくらい演劇を学びたい欲に大盛に盛っているラインナップです。今公開されているのは8月開講のクラスですが、これからもクラスをつくっていきますし、劇場としての企画も提案していこうと思っています。2008年座・高円寺の準備室でアルバイトをし始めて、2014年の春まで企画・制作として仕事をさせていただいていましたが、「劇場をつくる」ワクワクを、今度は自分たちの手で、一歩一歩やっているのが本当に楽しく、改めて座・高円寺で経験させてもらったことにも感謝の気持ち。

とにかく、一度、PARAのサイトを見てください。そして、神保町に遊びにきてください! 私、結構な頻度で神保町に出没しております!  (5月25日掲載、6月6日写真追加)

【クラス受講者募集中:2024年5月~7月実施:申込締切4月30日】

神保町の劇場PARAで、「上演のタネをまく」クラスをやります。上演のことを考えるには、手を動かさないとわからないことたくさんあると思うんです。

なので、手を動かすクラスがやりたくてつくってみました。

私ひとりじゃなくて、加藤さん、旦さん、中條さんの4人でクラスをやるのも、まさに手を動かしながら作っているという感じがして楽しいです。説明会を実施しています。詳細はPARAサイトへgo! (4月7日掲載)

追加説明会決定 

5月16日(木)20:00ー21:30、PARA現地+オンラインにて開催します。(5月11日追記)

【おまたせいたしました! ほころびオーケストラ’s『恋するロボット』5月4日~6日】

2022年12月から長らくお待たせいたしました! ロボがやってきます。

ストリートシアターフェス・ストレンジシード静岡2024に登場します。

5月4日~6日、今年のGWは静岡でお会いしましょう~~~~!

「駿府城公園で働くロボットのキャバレー演劇」「SF労働ロマンス」「火星の天気は?」ってもうなんなんだ???っていう感じだと思いますが、俳優・埜本幸良とお互いに何がやりたいのかってことをとことん追求しながらやったりしているのです。ある意味、とても贅沢なクリエイションです。目下わたしはロボットのメンテナンスに頭を抱えていますが、お客さんたちと会えるのがとっても楽しみです・・・!ビンゾコ眼鏡博士も頑張る所存です(予定)。 (4月7日掲載)

【またまた、大人の読み聞かせ:『恋愛のあなた(たち)・断章』5月18日&19日】

稲継美保さんとはスペースではじめましてでお話して、たまにありますけれども「この方と(近々)クリエイションしたい」と思っていたら、あれよあれよという間に。twitter上でのやりとりむ含めて企画が成立していくという・・・スピード感!(もちろん、たくさんの方がバックオフィスしてくださっていて、感謝です!)

ということで、稲継美保さん×川口智子の初タッグ、私もとても楽しみなのです。

構成台本づくり、今回の大人の読み聞かせは、1冊とか1人の作家じゃなくて、「恋愛のあなた(たち)・断章」(詳しくは是非PARAサイトの文章を読んでみてください)だから、もう脳内が本当にカオスですね。でも、このカオスを体験できるのがクリエイションの醍醐味で、楽しく日々作業をしておるところです。 (4月7日掲載)

幸村燕さんによるレビューが公開されました!

自分の書いた構成台本に、しかも上演(というより、まだ稽古もこれからなの!)前にレビューをいただけるというのが新鮮です。

この演劇『恋愛のあなた(たち)・断章』はあまりにロラン・バルト的だ。

ここから上演へのプロセスは、バルト―へと帰っていくその力学をもう一度ケイン的に開く、そんなことになりそうです。(5月11日追記)

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